6月半ばなので少し遅いかと思ったが、下界は30度を越えるくらい暑いので雪渓も融け滝が現れるのではないかと、富士山幻の滝を見に行った。着いたのが11時だったので雪解けはまだ早いと思い最初に小富士に行ってみた。こちらは駐車場から40分で往復できるほど近い。頂上は中学生の遠足みたいで何百人もが騒いていたので落ち着かなく、山中湖の写真を撮りすぐにその場を辞した。ちょっと歩き足りないので古御岳神社からの登山道をあがり、途中からT字路を左に曲がり駐車場に降りてみたら、そこに幻の滝の入り口があった。唐松の林の中を抜けていくと、森林限界にでた。そこから気持ちの良い平行道をいくと大きな谷がありそこが幻の滝のようだったのだが水がなかった。そこで上にいけば水があるかと300~400メートルメートルほど上がってみたらかろうじて水が流れ落ちていた。写真を撮っているカメラマンに聞くと5月は水しぶきが上がるほど流れ落ちるそうである。今の時期に滝が見られるのは結構幸運だそうでまあ来た甲斐はあったかな。